味噌作り体験教室のご案内

秋田県南地方で好まれている三重麹味噌（さんじゅうこうじみそ）は大豆の3倍も麹を使って作る甘口の味噌ですが、私たちの暮らすこの地で作り続けられ、愛され続けているのには、国内有数の米の産地であること、雪が深く良質な水が豊富であることと合わせて「気候風土」が大きく関係しています。自然に熟すのを待って作る製法（※）では出来上がるのに時間がかかります。麹をたっぷり入れてもゆっくり熟成させることが出来るのは、一年を通して気温が低く暑い夏でも夜は気温が下がり、過ごしやすい　よこて　だから。

味噌は自然の力を活かして育てるもの。

EndFragment豆の味、麹の味、塩の味。それをミックスした時の味。熟す前の味噌の味を確かめたりしながら、目には見えない「発酵」を感じてみませんか？

※その土地に合った気候風土の中で、自然の力を借りて作る製法を「天然醸造」と言います。明治以降味噌作りは工業化が進み、人工的に温めて味噌の熟成を促す「温醸造」という製法もうまれました。天然醸造では熟成に1年以上かかり、温醸造は数週間で味噌を完成させることが出来ます。