ひとの身体に必要なもの。休息と、栄養。
久々の更新になってしまった。
年頭に「断らない」と決めた2017。
お陰様でたくさんお声をかけていただき、上半期は息を止めて猛ダッシュしたように思う。
春の初めにひいた風邪をしっかりと治さぬままズルズルとすごしていて更に新しい風邪もひき、先日は久々に天井をのんびり眺める時間があった。
仕事がら「食べること」には人一倍気を付けているし、大きなストレスもない(ハズ)。
「スタミナ大事!」とか言いながら食べる肉。何だろう…。確かにおいしいけれどただ身体の中をすり抜けてゆくような、「私そのもの」にはなってないような…。
せっかく良いものを食べていてもそれを蓄えておく身体の準備が出来ていないのですね。
やっぱり、休まないと。知らずのうちに疲れは蓄積するし、睡眠も質が落ちていたんだろうな。
くらをが大事にしている「身体の内側から元気になる料理」。
旬を大切に、素材のエネルギーを頂くこと。なるべくシンプルに引き算で味付けすること。手を加えすぎない事。ゆっくり召し上がっていただく工夫をすること。食べた後、身体が綺麗になったような気分になること。
食材と食べ方とその土地の暮らしには深い深いつながりが有る。私たちの暮らしに麹が欠かせないのには訳がある。
はじめたころの気持ちに戻って、盛夏の献立を考えます。お楽しみに。
ひとの身体に必要なもの。休息と、栄養。