味噌汁の効能書
「第12回みちのく秋田チャリティーラン&ウォーク」が、グリーンスタジアムよこて特設会場にて今日から二日間の日程で開催されます。 24時間の間に走った、参加者全員の距離数に5円を乗じた金額を、東日本大震災の被災地と、今年は熊本地震の被災地に寄付するという、チャリティーイベント...
六種の豆の、味噌仕込み
友だちの達彦くんの家で小屋を解体するというので、味噌用の木樽をいただいた。漆塗りの、立派な二斗用樽。 まずは、工場長に相談してみよう。 「木の樽は空にしてはいけないよ、味噌が入っていないなら満タンに水を張って毎日取り換えなくっちゃ。でね、一週間もしたら樽がふやけてしまうから...
オジフェスに出店したこと
6月18日(土)秋田県潟上市「小玉会館」で開催中の『オジフェス』に飲食出店させていただきました。70年前の建物を修繕して行われたとってもアットホームなイベント。 ※『オジフェス』とは、秋田市オジモンカメラ髙橋希さんが2014年から始めた「イベント盛り込みすぎの写真展」が起源...
「余さずいただく」
めまぐるしく五月は過ぎ、気が付くとずいぶんと日が長くなりました。 冴え冴えと青い朝の空、夕日が映れば胸が締め付けられるほど真赤になる田んぼ。 植えたての苗はまだ仮暮らしのように頼りなく風に吹かれていますが、 まもなく梅雨を迎え、緑を濃くするのでしょう。...
おむすびの思い出
子供の時、ただいま~お腹すいた―。って家に帰ると、台所番のばあちゃんが 俵型のごはんに生味噌をペタペタくっつけてにぎってくれた。遊ぶ約束していたあきこちゃんとの待ち合わせ場所まで食べながら歩いたっけ。 運動会のおむすびは中身がぼだっこ(秋田弁でしょっぱいの鮭の事)の海苔むす...
台所だより
今日は地元のお客様のご要望でお弁当作り。 春の野菜をたっぷり使って、麹の力を召し上がっていただく献立。 彩りよく盛り付け。見えないのが残念ですが、お稲荷さんの中身は漬物。これ、とってもおいしいの。今回はご予算に合わせて【ひろっこの味噌汁】もご用意させていただきましたよ。...
氣になるあまさけ、の話。
みなさんの「甘酒」に対するイメージって、どんなのでしょう。 毎日飲みたいぐらい好きな人。「甘酒」って聞いただけで酔っちゃう人。 自分で作っている人。実はまだ、飲んだことが無い人。 地元では冬の祭り「かまくら」で振舞われる温かい飲みもの、と言ったところでしょうか。...
ワノコト~味噌作り体験教室~
3月18日 夜。 羽場こうじ店の工場長が講師になって、味噌作り体験教室を行いました。 鈴木工場長の説明タイム。 味噌作りに対し、とても熱い男。 ①材料の用意 大豆は秋田県産リュウホウ。お塩は天日塩。 そして、 くらをのお料理にも使っている「仕込み水」 ②麹をこなす...
帰るべき食べ方
奇をてらわない普通のごはんが、1番大事で残したいものと思っている。 それは、健康な人や飽食のこの時代には伝わりにくい事かもしれない。 でも。だからこそ。 残すことで、後からわかる事があると思う。新しい料理や流行の食材も大事だけれど、本来の血の中にある「帰るべき食べ方」がある...
味噌作り体験教室のご案内
秋田県南地方で好まれている三重麹味噌(さんじゅうこうじみそ)は大豆の3倍も麹を使って作る甘口の味噌ですが、私たちの暮らすこの地で 作り続けられ、愛され続けているのには、国内有数の米の産地であること、雪が深く良質な水が豊富であることと合わせて「気候風土」が大きく関係しています...